近年の水道行政は、職員数の減少や耐震化の遅れ、水道管等の老朽化など多くの課題に直面しています。水道管の老朽化による道路陥没事故が頻発しているほか、令和6年能登半島地震で上下水道の甚大な被害が発生したことは記憶に新しいところです。
令和6年4月、水道行政は厚生労働省から国土交通省に移管され、上下水道一体の行政が推進されています。また、7月8日、岸田総理大臣は水道DX先進自治体である愛知県豊田市を訪問し、「上下水道DX技術のカタログを24年度中に策定、今後5年程度で標準装備を進める」ほか、「重要施設に係る管路の耐震化緊急点検を10月までに完了」「今年度内に全自治体の上下水道耐震化計画策定・更新を進める」意向を示しました。自治体においても、今後さらなる水道事業の推進が求められることが予想されます。
これらの背景を受け、今回『自治体通信』では、自治体向け「上下水道DX」に係る施策や事例をご紹介するセミナーを緊急開催いたします。水道行政における人員・時間・コストをデジタルの力で削減、また持続可能な水道行政を実現するための方法について情報収集いただける貴重な機会となりますので、この機会に是非ご参加ください!
実施日時 |
2024年9月25日(水)9時30分~12時 |
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方 法 |
ウェビナー形式(zoomウェビナー) ※動画は後日公開(申込者限定) |
参加対象 | 自治体関係者(地方公務員・議員) |
参加費 | 無料 |
主催 |
自治体通信運営事務局(イシン株式会社) |
ご注意 |
自治体関係者限定のセミナーのため、企業関係者等の方のご参加はご遠慮いただいております。 |
講演①(講演30分+質疑応答5分) |
「上下水道DXに関する国土交通省の取組」 国土交通省 大臣官房参事官(上下水道技術)付 課長補佐 長谷川 広樹 氏 |
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講演②(講演30分+質疑応答5分) |
「令和3年度水道イノベーション大賞受賞 スマホアプリ「すいりん」の取組について」 堺市 上下水道局 サービス推進部 主幹 郷田 秀章 氏 |
講演③(講演30分+質疑応答5分) |
「水道DX ~人工衛星とAIによる水道管の健康診断~」 豊田市 上下水道局 上下水企画課 主幹 岡田 俊樹 氏 |
講演④~⑥ |
Coming soon! |
※その他、自治体や民間企業の事例紹介を予定(随時更新)
※講演タイトルや時間配分等が変更となる場合がございます。
国土交通省 大臣官房参事官(上下水道技術)付 課長補佐
長谷川 広樹氏はせがわ ひろき
平成21年国土交通省に入省。本省において下水道の予算、浸水対策などの業務を経験。その後、環境省に出向し水環境行政、京都府にて下水道や浄化槽など汚水処理行政全般を担当。令和6年7月から現職。DXをはじめとした上下水道の技術開発を担当している。
堺市 上下水道局 サービス推進部 主幹
郷田 秀章氏ごうだ ひであき
平成4年堺市に入庁、上下水道局で営業部門、総務部門等を経験し、スマホアプリ「すいりん」の開発を行い、令和3年度水道イノベーション賞で大賞を受賞。能登半島地震では応急給水活動に従事し、3月以降は毎月かかさず被災地でのボランティア活動を続けている。
豊田市 上下水道局 上下水企画課 主幹
岡田 俊樹氏おかだ としき
平成2年豊田市役所入庁。固定資産、水道、窓口、防災などに従事。令和2年、水道管の維持管理に関する海外企業の技術を導入。令和4年には、更なるDXを推進するため、JAXA認定ベンチャー企業と実証実験を実施。Digi田甲子園2023内閣総理大臣賞受賞。
弊誌『自治体通信』は自治体の経営力を上げることを目的に2014年9月に創刊した自治体職員の方々向けの情報誌です。読者である全国47都道府県の自治体(全ての都道府県、市区町村)の首長、職員の方々に対し、合計3万5千部をお送り致しております。※2024年8月時点
自治体様を取り巻く課題に対し、公民連携の取り組みを実践されている自治体様の取り組みを紹介する仕立てとなっており、これまでも、全国の自治体様や中央省庁様にご登場いただきました。
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