近年、リスキリングという言葉がよく聞かれるようになりました。経済産業省主催で2021年2月より開催されている「デジタル時代の人材政策に関する検討会」では、リスキリングの促進について議論されています。※1
また、総務省では、自治体向けの「人材育成基本方針策定指針(1997年策定)」について策定以来初めて見直しを行い、2023年12月、「人材育成・確保基本方針策定指針」として新たに公表しました。本指針には、リスキリングやスキルアップによる必要な人材の計画的・体系的な育成についても新たに盛り込まれています。※2
最近では、自治体においてもDX化が進んでおり、働き方や職場環境、仕事の進め方などに大きな変化が生じている方も多いのではないでしょうか。
定年後も見据えて、さまざまな環境の変化に適応しながらキャリアを形成していくことの重要性は高まっており、公務員の皆様にとっても、「リスキリング」はキャリア形成において大きな助けになると存じます。
今回のセミナーでは、リスキリングを実践されている現役の自治体職員の方をお招きし、公務員だからこそ活かせるリスキリングのポイントや実体験について、詳細を伺います。
実施日時 | 2024年3月13日(水) |
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方 法 | ウェビナー形式(zoomウェビナー)、動画は後日公開(申込者限定) |
開催時間 | 18:30~20:10 |
参加者 | 公務員 |
参加費 | 無料 |
ご注意 | 公務員限定のセミナーのため、企業関係者等の方のご参加はご遠慮いただいております。 |
講演① (30分) |
「公務員とスキルの出会い」 糸島市 経営戦略部 企画秘書課 行政改革推進係長/岡 祐輔氏 |
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講演② (30分) |
「公務員こそリスキリング 資格取得が最適な理由」 加賀市 イノベーション推進部 リーダー/庄田 秀人氏 |
※時間配分等は変更になる可能性がございます
糸島市 経営戦略部 企画秘書課 行政改革推進係長
岡 祐輔氏おか ゆうすけ
2003 年に福岡県二丈町(現・糸島市)に入庁。民間の経営手法を公共経営に活かすため、仕事の傍ら、ビジネススクールに飛び込み、MBA 取得(後に、博士号取得)。
その分析・企画力を活かした事業が認められ、内閣府地方創生政策アイデアコンテスト地方創生大臣賞、総務省統計データ利活用表彰特別賞などを受賞している。
加賀市 イノベーション推進部 リーダー
庄田 秀人氏しょうだ ひでと
加賀市職員。1978年生まれ。公務員×資格取得により、人生の幅を広げ、仕事の楽しさを知ってほしいと考えている。
取得資格は,社会保険労務士,FP2級,法学検定スタンダード,年金アドバイザー3級,ふるさと検定上級,第一種衛生管理者など。2023年11月にも業務に関連する資格としてG検定を取得。出版した『公務員なら挑戦したい資格ガイドブック』はAmazon1位になる。
現在、公務員試験受験ジャーナル 6年度試験対応 実務教育出版にて『資格ハンター庄田のチャレンジ公務員人生』を連載中。
弊誌『自治体通信』は自治体の経営力を上げることを目的に2014年9月に創刊した自治体職員の方々向けの情報誌です。読者である全国47都道府県の自治体(全ての都道府県、市区町村)の首長、職員の方々に対し、合計3万5,000部をお送り致しております。※2023年11月時点
自治体様を取り巻く課題に対し、公民連携の取り組みを実践されている自治体様の取り組みを紹介する仕立てとなっており、これまでも、全国の自治体様や中央省庁様にご登場いただきました。
自治体通信ONLINE https://www.jt-tsushin.jp/