自治体通信

猛暑に備えた、学校体育館における空調整備特集

近年、夏の猛暑が続いていることから、児童・生徒を熱中症から守るため、学校体育館の空調整備が課題となっています。特に令和4年の夏は、東日本と西日本を中心に猛暑となり、6月から記録的な暑さになったのは記憶に新しいでしょう。一方、今年はどうなるでしょうか。気象庁が6月20日に発表した、7月から9月にかけての気温は「暖かい空気に覆われやすいため、東日本では平年並か高く、西日本や沖縄・奄美では高いでしょう」とされており、例年以上の猛暑が予想されます。

国も対策として2月28日に、地方自治体の熱中症対策を法的に位置づける気候変動適応法の改正案を閣議決定しました。具体的には、特に気温が高くなる日には新たに「熱中症特別警戒アラート」が発表されるほか、自治体は冷房が効いた公共施設などを「クーリングシェルター(避難施設)」として開放することになります。これを受け、学校体育館の空調整備も、さらに重要度が増していくでしょう。そのため、今回は過去に『自治体通信』で掲載された学校体育館の空調整備に取り組んでいる自治体の記事をピックアップしました。ぜひ今後の施策に活かしてください。

出所:気象庁「3か月予報(2023年06月20日発表)の解説」
出所:環境省「気候変動適応法及び独立行政法人環境再生保全機構法の一部を改正する法律案の閣議決定について」

  • 掲載事例
  • 換気しつつ使える大風量エアコンは、withコロナ時代の体育館に有効/下妻市(茨城県)/イーズ
  • 大規模災害にも耐えられる空調で、学校体育館を安心できる避難所に/寝屋川市(大阪府)/I・T・O
  • 「エアコン」×「輻射パネル」で、学校体育館は効率よく冷やせる/志木市(埼玉県)、菊陽町(熊本県)/エコファクトリー
  • 工事不要の「移動式エアコン」で、体育館の機動的な熱中症対策を/下諏訪町(長野県)、陸上自衛隊武山駐屯地/信越空調

事例ライブラリーとは

 官⺠連携事例を数多く有する『⾃治体通信』が、詳細な課題テーマに即した再編集を⾏うことで、⾃治体職員の皆様によりわかりやすく事例をお届けするサービスです。多岐に渡る⾃治体の業務において、『⾃治体通信』編集部が分野ごとに厳選したお役⽴ち情報を定期的にお届けしていきます。

自治体通信とは

 弊誌『自治体通信』は自治体の経営力を上げることを目的に2014年9月に創刊した自治体職員の方々向けの情報誌です。全国の都道府県市区町村のトップをはじめ現場の担当者の方々に、合計約3万部発刊しております。

 自治体様を取り巻く課題に対し、公民連携の取り組みを実践されている自治体様の取り組みを紹介する仕立てとなっており、これまでも、全国の自治体様や中央省庁様にご登場いただきました。

自治体通信ONLINE https://www.jt-tsushin.jp/

お申し込みフォーム

  • ※ご提供いただいた個人情報宛に、自治体通信のメールマガジンや関連サービスをご案内させていただく場合がございます。